最新の放射線治療では、治療計画から出力されるDICOM情報やIGRT(画像誘導放射線治療)に使用される画像データを取り扱うことが多くなっています。今回のセミナーを受講することで、治療計画データ(DICOM RT)や画像データの解析ソフトウエアの作成方法を一から学ぶことができます。皆様奮ってご参加ください。
Python(パイソン)は、汎用のプログラミング言語で、コードがシンプルで扱いやすく設計されており、DICOM形式の放射線治療計画データ(DICOM RT)を簡単に扱うことができます。
主 催
一般社団法人 広島県医師会
広島がん高精度放射線治療センター(以下HIPRAC)
広島大学大学院医系科学研究科総合健康科学専攻医学物理士プログラム
広島大学がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)養成プラン
広島大学〔世界最高水準の放射線治療チームの育成と地域及びアジア近隣諸国への展開〕
日 時
令和3年10月16日(土)13時00分~17時05分
講習会形式
Zoomウェビナー
※講習会参加者には、Google Colaboratory・Zoomウェビナー接続準備マニュアルをお送りしますので、講習会当日までに接続確認をお願いします。
対 象
広島県内外の医学物理士、放射線治療専門放射線技師、放射線治療に携わる診療放射線技師、など
定 員
上限500名 ※定員になり次第、受付を終了しますので、予めご了承ください。
参加費
無料
プログラム
本講習会は、Google Colaboratoryに搭載されたPythonを使い、バイナリ形式で書かれているリニアックログデータや、DICOM形式で書かれている放射線治療計画データやIGRT装置の画像データを利用して読み込み・解析・結果表示をするプログラムを独自に作成する実践型の講習会です。
時間 | 形態 | タイトル | 講師 |
---|---|---|---|
13:00 | 開会挨拶 | HIPRAC センター長 永田 靖 | |
13:05 | 講義 | HIPRACの活動紹介 | HIPRAC 医学物理士長 小澤 修一 |
13:30 | 講義 | Pythonが注目される理由と将来性 | 株式会社シュアルタ 代表 広島市立大学 協力研究員 西本 卓也 |
14:10 | 実習 | Pythonのコードの書き方(変数型、四則演算) | HIPRAC 中尾 稔 |
14:50 | 実習 | リニアックログデータの可視化 | HIPRAC 早田 将博 |
15:40 | 実習 | DICOM RT Planの読み書き | HIPRAC 松浦 貴明 |
16:20 | 実習 | Winston-Lutzテストの解析 | HIPRAC 三浦 英治 |
17:00 | 閉会挨拶 | HIPRAC 医学物理士長 小澤 修一 |
取得単位
○JBMP認定医学物理教育コースが主催し、かつ機構が認定した講習会(コードF)3単位を申請中
注意事項
- プログラミングに使用するPC、インターネット環境をご用意ください。(Win/Macは問いません)
- プログラミングに使用するPCにGoogle Chromeをインストールしてください。
- Google Colaboratoryを使用するので、Googleアカウントをご用意ください。
- 参加には事前登録用のメールアドレスが必要です。
お申し込み
下記お申し込みフォームからお申し込みください。
受付終了※医学物理士 ・ 診療放射線技師等それぞれの資格をお持ちの方はどちらにも○をお願いします。
※Web開催のため、必ずメールアドレスを記入してください。
※HIPRAC事務にて申込確認後、入力いただいたメールアドレスに、事前に参加方法や参加する際に必要となるID及びパスワード等をメールにて送信いたします。
※事前接続テストを実施予定です。開催日程は、後日メールにてお知らせします。
※令和3年10月12日(火)までにご案内メールが届かない場合は、お手数ですが、HIPRAC事務までお問い合わせください。
※申込書に記載した「氏名」及び「メールアドレス」以外で当日接続した場合、参加状況の確認ができず、参加証明書を発行することができませんので、ご注意ください。
申込締切
令和3年9月30日(木)16:00必着
問い合わせ先
広島がん高精度放射線治療センター 事務
TEL:082-263-1330 FAX:082-263-1331