「天使の鐘」を寄贈していただきました!
平成30年3月26日(月)12時より、センター地下1階患者待合スペースにて国際ソロプチミスト平和広島様より寄贈いただいた「天使の鐘」の除幕式を開催しました。
この「天使の鐘」は、国際ソロプチミスト平和広島様が認証30周年の記念事業として寄贈を計画され、広島県を通じて具体的な寄贈先や寄贈品を検討された結果、がん患者等に最先端の放射線治療を行う当センターが選定され、今回の寄贈・除幕式に至ったものです。
除幕式には、国際ソロプチミスト平和広島の和田会長をはじめとする7名の役員をお招きし、広島県医師会 平松会長、広島県健康福祉局 菊間局長、HIPRAC 永田センター長とともに除幕しました。
寄贈いただいた「天使の鐘」は、センター顧問のリツコ・コマキ教授が所属する世界最大規模のがんセンター「MDアンダーソンがんセンター」や欧米諸国の放射線治療施設の例に習い、治療を終えた患者さんを祝福する「鐘」として運用する予定です。この澄んだ鐘の音が、多くの患者さんに勇気と希望を与える事を願っています。
治療を終了された患者さまは、是非、天使の鐘を鳴らしてください!
当センターは、地下1階の患者待合いスペースに、国際ソロプチミスト平和広島から寄贈された「天使の鐘」を設置しています。
一般的に日本にある「鐘」というとお寺などで鐘を連想し、鐘が鳴ると思わず手を合わせますが、欧米では主に教会に鐘があって、鐘を鳴らすと不幸や不運を追い払うとか、幸せや平和を呼ぶとか言われており、幸福の象徴になっています。
また、欧米における多くの放射線治療施設では、治療を終えた患者さんに鐘を鳴らしてもらい、みんなで祝福するという習慣があります。当センターでもそれに倣い、これまでのご本人の努力を称え、かつ、今後生活をしていくうえでの活力としていただくため、希望する患者さんに「天使の鐘」を鳴らしていただいています。
こういった習慣は日本にはあまりありませんが、是非、一連の治療の節目として、この「天使の鐘」を鳴らして頂き、患者さんとそのご家族に笑顔になっていただければと思っています。
記念すべきファーストベルを患者さんに鳴らして頂きました!
センターの担当医が「天使の鐘」を鳴らすかどうか、患者さんの希望を伺います。希望された場合は、医師・スタッフとともに、ささやかなセレモニーを行います。鐘を3回鳴らして頂き、拍手で照射の完遂をお祝いをしています。
初めて鐘を鳴らされた患者さんからは、「治療を頑張って良かった。」などのご感想を頂戴しました。